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御薬園

御薬園

旧会津藩主松平氏の別荘。2代目藩主保科正経が薬草を植えたことから、御薬園と呼ばれている。現在も約400種類の薬草やツツジ、カキツバタなどを栽培。3代松平正容の時代に、泉石・灯籠・樹木を巧みに配した本格的な借景園が築庭された。心字の池を中心とし、中の島には数寄屋造りの「楽寿亭」がある。予約をすれば会席料理や薬膳料理が味わえる。

会津七口の1つ。山また山の中を、日光・鬼怒川あたりから会津へ入る道だ。会津からは日光詣での街道でもあった。そのため往来は相当に賑わったようで、大内宿に名残を留める。藁葺きの宿が続き、暖かなもてなしをしてくれる大内宿は今も昔も同じである。会津は幕末に白虎隊のことなどがあって悲劇の城下町となった。実際に、松平会津藩士のすべてが城下から追われたこともあったという。しかし今、この町は文化の度合いを高く維持し、明るく誇り高い。そのことは町の方々に見え、歩いていて気持いい。この城下町の基礎を作り、街角にひっそりと眠っている秀吉の武将、蒲生氏郷も微笑んでいるだろうか。

  • ジャンル:
  • 住所:福島県会津若松市花春町8-1
  • 電話番号:0242-27-2472
  • 営業時間:8:30~17:00、入園は16:30まで
    オススメの時間:
  • 定休日:7月第1月曜~第1木曜、12月第1火曜~第1木曜、2004年7月は無休
  • 料金:大人310円、高校生260円、小・中学生150円、幼児無料
  • 駐車所:あり