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鳴沢氷穴

鳴沢氷穴

864年、富士山の側火山・長尾山の噴火で溶岩が流れ出た後にできた空洞。富岳風穴と並び富士山麓の代表的な溶岩洞窟だ。内部の気温は平均3度と低く、一年中氷に覆われているため、この名がついた。国指定の天然記念物。天井からしみ出した水滴が凍ってできた氷柱は特に見もの。4月頃に最も成長し、年によっては直径50センチ・高さ3メートルまで大きくなる。総延長153メートルで環状になっているため、内部を一周できる。

河口湖から西湖、精進湖と続く湖たちと富士山は、天下茶屋から見るアングルが一番だろう、と多くの文人墨客がいう。富嶽百景を著した太宰治もここからの眺めが気に入ったようである。茶屋の中に彼の記念室もある。太宰治は富士には月見草が似合うと言ったが、桜と富士山を同じ景色の中で見ることのできるスポットも多い。近年は、青木が原樹海や鳴沢氷穴の探訪も行楽ルートとして確立して、精進湖でのカヌー、河口湖でのバス釣りなどと共に人気になっている。さらに、美術館も盛んに新設されている。久保田一竹辻が花河口湖美術館は、幻の織物といわれた辻が花織を復活させた久保田一竹の作品館。海外で評判をとった作品を多く展示している。

  • ジャンル:
  • 住所:山梨県南都留郡鳴沢村8533
  • 電話番号:0555-85-2301
  • 営業時間:8:30~17:30、季節によって変更あり
    オススメの時間:
  • 定休日:無休
  • 料金:大人(中学生以上)230円、小人(小学生)100円
  • 駐車所:あり