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根来寺

根来寺

高野山の座主だった覚ばん上人が1126(大治元)年、この地に神宮寺を建てたのが始まり。その後、新義真言宗総本山の基礎を築く。室町時代末期には領地72万石、僧坊数2700、僧兵数万を数える大寺院として一大勢力を誇った。しかし1585(天正13)年、秀吉の紀州攻めでほとんどを焼失。残った大塔(国宝)には弾痕が今もはっきりと残っている。大門や大伝法堂は江戸時代に再建された。桜や紅葉の名所としても有名。

雑賀孫市と根来寺が、秀吉の大軍を引き受けて壮烈な鉄砲戦を行い、粉砕した戦国の頃の紀ノ川。大和朝廷の外港のような役割を持っていたと思われる和歌の浦から飛鳥・奈良盆地に入る時に使われた紀ノ川。歴史に登場することの少ない紀ノ川だが、流域は今、穏やかで豊かで楽しい。打田町は紀ノ川でのカヌーやパラグライダーが楽しめる。桃山町は全国有数の桃の産地で、春には美しい桃の花が咲き、夏、おいしい桃が食べられる。高野山の麓の町々は高野山に参る人達を迎える町として存在感を示し続けている。

  • ジャンル:
  • 住所:和歌山県岩出市根来2286
  • 電話番号:0736-62-1144
  • 営業時間:9:00~16:30、11月~3月は9:00~16:00
    オススメの時間:
  • 定休日:無休
  • 料金:拝観料(大塔・大師堂・庭園共通)500円
  • 駐車所:あり